植山織物株式会社

仕事参観日

VOL. 06

植山織物株式会社

「洋服やファッションが好きな人。
播州織を多可町から世界に発信しよう!」

代表取締役 植山展行

1. ファッション・アパレルを総合的に扱う会社

1948年に多可町で創業したテキスタイル(生地)メーカーです。創業からの70年間、多可町が誇る地域資源の播州織をつくり続けてきたのはもちろん、現在は生地の生産だけにとどまらず、グループ全体で幅広い事業を行っています。

具体的には……

播州織の織布工場のほか、生地を扱う繊維商社、生地やアパレル商品の企画・デザインから製造・販売まで行う会社、生地やアパレル商品を海外に輸出販売する会社など、国内外で8つのグループ会社を展開。ファッション・アパレルを総合的に扱う会社として、仕入から企画、デザイン、製造、販売までを一貫して手がけてきました。

たとえば世界的に有名なファッションブランドに生地を提供していたり、海外の有名スポーツ用品メーカーのユニフォームを生産していたり。実はみなさんもよく知るあの芸能人も、私たちがつくっている生地や商品を身に着けているかもしれませんよ!

2. 播州織の魅力を多可町から海外へ

私たちの強みの1つ目は、地域最大規模を誇る織布工場です。100台以上の織機(しょっき:布を織る機械のこと)を所有し、年間300万メートルの生地(シャツにして約150万着)を生み出しています。さらに播州織は分業で生産されることが多いなか、私たちは製織(せいしょく:糸から織物をつること)にかかわる工程の多くを自社で行っています。

強みの2つ目は、海外にも販路を持っていることです。欧米ではパリ・ロサンゼルス、アジアでは上海・杭州・深圳・バンコクに海外拠点を設け、生地や商品を輸出。グループ会社の社員たちが国内外を飛び回り、播州織の魅力を世界に発信しています。

そして3つ目は、投資に積極的なことです。海外拠点の立ち上げはもちろん、在庫管理のシステムやIoT(モノのインターネット)に対応した織機を導入するなど、ITや機械設備、拠点展開に常に前向きな投資をしながら業績と事業領域の幅をともに拡大してきました。

3. 挑戦する社風

3つ目の強みにあるように、当社の社風の特徴は「挑戦的で前向き」なこと。150名のスタッフがこのDNAを受け継ぎ、社員一人ひとりがチャレンジ精神にあふれています。だから「ファッションやアパレルの業界で新しいことにチャレンジしたい!」――そんな気概にあふれる人には活躍の場をどんどん与えていきます。

さらに毎年社員旅行に出かけているほか、バレーボール大会やボウリング大会、バーベキューなど、社員同士の親睦を深めるレクリエーションも充実。家族や身内で勤務するスタッフが多い点も当社の特徴です。

4. 明るく、前向きな人を求めています

新たな社員を迎え入れる際に大切にしているのは「対話」です。この会社でどんな仕事をしたいのか、どんな適性があるのか、じっくり話し合いながらお互いの理解を深めていきます。

そのうえで、まず担当してもらうのは織布工場での播州織づくり。糸の結び方から織機の扱い方までひと通り経験してもらいます。

そこから先は、その人のやる気次第。グループ会社への転籍も含め、希望や適性に応じて可能性はどんどん広がっていきますよ。

だから私たちが求めるのは、「明るく、前向で、挑戦する気概にあふれた人」。ファッションやアパレルに関する幅広い事業を行っているので、「英語を生かして海外で働きたい!」――そんな希望もかなえられる会社です。

ファッションや洋服が好きな方は、そのセンスを活かしてテキスタイル(生地)の販売営業として国内外で活躍するもよし。ものづくりに興味のある人は、現場で播州織づくりを究めるのもよし。前向きにチャレンジすれば、いくらでもチャンスをものにできる会社です。

ライター:高橋 武男

植山織物株式会社は、2018年8月24日(金)に開催される「仕事見学バスツアー高校生」の受け入れ事業所です。

仕事参観日「高校生」の参加事業所一覧
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※仕事参観日のスケジュールや参加申込書が、記載されたチラシをダウンロードできます。