交陽工業株式会社

仕事参観日

VOL. 05

交陽工業株式会社

「自分のまちの施設・企業・住宅を
その手で造り残す喜びを!」

代表取締役 藤本博一

1. 建設の総合職と専門職の「二刀流」です!

弊社の仕事は、建物を建てたいお客様から直接依頼を受ける工事(総合建設業)と、建築中の建物の屋根や壁を取り付ける工事(建築板金工事業)の2種類があります。

総合建設業は「元請け」とも呼ばれ、基礎工事から引き渡しまで、依頼を受けた建物がスムーズに仕上がるよう管理する、建設現場全体の責任者です。各分野の職人たちに仕事を依頼しながら、ひとつの建物を完成させていきます。

一方、建築板金工事業は「下請け」と呼ばれる業務のひとつで、いわゆる専門職。いろいろな種類の工事がある中で、屋根や外壁の取り付け工事を専門に請け負う職人の仕事です。

2. 専門職が活きる、多彩な建設現場

こうした「元請け」に、自社ならではの専門の仕事……例えば土木工事や鉄骨工事を専門分野として組み合わせた企業は数多くありますが、建築板金工事を専門分野にしている企業は、多可町内では弊社だけ。

屋根や外壁は、日頃の雨風の影響を受けやすい重要な箇所です。取り付けの収まりが悪ければ、すぐにはがれたり汚れたりします。だからこそ専門性に特化し、ニーズに応えられることが、弊社の強みになっています。

さらに、施工現場が偏っていないことも魅力のひとつです。西脇市や多可町を中心に、企業、老人ホーム、寺社の研修施設、学校の体育館の耐震工事、町の交流会館といった公共施設から個人住宅まで、一年間に元請けがおよそ10件、下請けになると120件近くの現場を、私と職人3人の計4人で飛び回っています。

3. 働きながら資格取得をめざせる職場

あなたは、事務所の中でじっとしているより、外へ出ていくことが好きな人ですか? 自分の手でものをつくり、完成させた時の達成感が好きな人でしょうか? もしもそうなら「建築板金技能士」という仕事、また「建築施工管理技士」という仕事に目を向けてみてください。

「建築板金技能士」とは、屋根や外壁の取り付けを行う職人の仕事で、公共施設の建設に携わる際には、一級技能士の資格が必要です。一方、「建築施工管理技士」とは、総合建設業には必ず必要な資格で、建築に関するあらゆる知識が必要になります。

弊社ではいずれも、実際の現場で仕事を通じながら必要な技術を身につけることができる上、講習や夜間の学校などで知識を得る機会を提供。資格取得を全力で応援しています。

4. その頑張りを、必ず見ていてくれる人がいる!

そんな私たちの職場は、夏は暑く、冬は寒い。天候との勝負で、体力的にもハードです。
ですが、一生懸命に仕事をしている姿を、お客様が必ず見てくれている仕事です。まじめに打ち込んでいる姿勢が、誠意になって伝わっているんです。

「いい仕事をしてくれた」と、お客様をはじめ周囲の人みんなが喜んでくれる様子は、自分たちの喜びでもあり、現場で汗を流す職人としてのやりがいでもあります。

おかげさまで、まじめな仕事ぶりを評価していただき、弊社の仕事はご紹介で広がることが多いんです。
「一生懸命な仕事ぶりを見せてもらえてよかった。ぜひうちも頼みます」と、建築依頼をいただいたことも一度や二度ではありません。

5. 「地元」という信頼を、働くエネルギーに高めよう

そんなお客様との信頼の背景にあるのは、やはり地元というつながりです。「どうしてるんや?」と声をかけてくれるのは、幼い頃から見守り続けてくれた近所のおじさんやおばさん。「○○さんところの息子か!」と喜んでくれるのも、生まれ育った土地だから。

都会に出て、自分ひとりだけの力で一から仕事を始めるには、今の社会は難しすぎます。子どもの頃から慣れ親しんだご近所との交流と、自分の仕事を両立させてこそ、地元を元気にもできるというもの。

多可町で頑張ろうというみなさんに、ひとりでも多く出会いたいと思っています。

ライター:内橋 麻衣子

交陽工業株式会社は、2018年8月24日(金)に開催される「仕事見学バスツアー高校生」の受け入れ事業所です。

仕事参観日「高校生」の参加事業所一覧
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※仕事参観日のスケジュールや参加申込書が、記載されたチラシをダウンロードできます。